高齢出産

高齢出産のリスクと不安を解消するには

2020年2月3日 2023年9月14日更新 プロモーションを含みます

高齢妊娠・高齢出産にはリスクと不安がつきものです。

母体の健康状態はもちろんのこと、生まれてくる赤ちゃんのことの、その先の育児のこと。

上げればキリがないのですが、多くの方が心配するであろう、高齢出産のリスクをいくつがご紹介します。

Contents

染色体異常・ダウン症

年齢が上がるにつれて卵子が老化することで、染色体の分離がうまくいかくなり、染色体異常のある受精卵が増えてきます。

つまり、高齢になればなるほど、染色体異常の胎児を授かる確率が上がったり、胎児が育たず流産のリスクが高くなったりするのです。

特に、染色体異常のうちの一つであるダウン症は、年齢との相関関係があることがわかっています。

流産

前述に関連し、染色体異常のリスク上昇に伴い、流産率も上昇します。

加齢とともに卵子の質が低下するため、受精しても胎児が育たなくなってしまうことが増えるためです。

不妊・不育

年齢が上がるにつれ、妊娠の可能性は下がる傾向にあることがわかっています。

これは、流産同様、卵子の質が低下することに起因しています。

妊娠糖尿病・妊娠高血圧症候群

妊娠糖尿病は、妊娠中に高血糖になる病気です。

一方、妊娠高血圧症候群は、妊娠20週目以降にみられる、血圧が上がる病気で、たんぱく尿を伴うことがあります。

これらは、高齢であるほどリスクが上がることが知られている、妊娠中の合併症で、比較的よく見られます。

いずれも出産するとよくなることが多いのですが、母子ともに状態が悪化する場合もあるので注意が必要です。

高齢出産のリスクと不安から逃れるために

高齢出産にはリスクが伴うと不安に陥っても良いことはありません。

少しでも不安を解消するために、母親としてできることはやっておきましょう。

妊娠前から妊娠中の葉酸摂取は、厚生労働省が推奨している通り、今や必須となっています。

妊娠しやすい体作りのため、生まれてくる赤ちゃんのため、今からしっかりと葉酸を摂取しておきましょう。

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