男性不妊も否定できない!不妊治療は夫婦2人で取り組もう
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男性不妊の割合は約半数
そろそろ赤ちゃんが欲しいけれどなかなか授からない。
不妊症の原因は女性側にあるというイメージが強いかもしれませんが、実は、不妊の約半数は男性側に原因があるということがわかっています。
1996年に発表された国際保健機関(WHO)の調査によると、不妊症に悩むカップルのうち、24%が男性のみに原因あり、さらに24%が男女共に原因あり、という結果が出されています。
実に48%という半数近くが少なくとも男性側に原因があるという結果に、不妊は女性だけの問題ではなく、カップルで取り組むべき問題であることが伺えます。
今や不妊外来にカップルで訪れることも珍しくありません。
お互い他人事にせず不妊治療に挑みましょう。
男性不妊を検査するには
男性がまず始めに受ける不妊症検査は、精液検査です。
精子の量や運動率などを調べる一般的な検査で、泌尿器科または女性と一緒に婦人科や不妊外来で受診できる病院・クリニックもあります。
精液検査で異常があった場合は、以降泌尿器科で精密な検査、治療を行うことになります。
最初のステップである不妊検査は、できれば二人一緒に受診できる不妊外来をおすすめします。
早期に原因を特定しやすく時間や金銭面でも抑えることができますし、何より、一緒に検査したほうがお互い心強いのではないでしょうか。
検査キットで自宅で検査も可能
不妊治療に協力したい気持ちはあるものの、仕事が忙しくてスケジュールが合わない、近所に検査できる病院がない、どうしても恥ずかしくて・・・という男性はそれでも多いのが現状のようです。
そうこうしている間にいたずらに年月だけが過ぎてしまうのはよくありません。
最近では、自宅で手軽に精子の状態をチェックできるキットが発売されているので、そちらを活用してみるのも良いでしょう。
シーム Seem
キットとスマホアプリで簡単に精子の状態を測定することができます。
測定結果はWHOで定められている下限基準値と比較でき、手軽にチェックできます。
スグケア SuguCare メンズホームチェッカー
カメラで動画を撮影してアップロードするから、アプリ不要。
培養士からWHOの基準に照らし合わせたWebレポートが届きます。
プレグナクト PREGNACT
自宅で採精し郵送することで、経験豊富な臨床検査技師がWHOの基準に則して検査してくれます。
検査結果は速達で郵送してくれます。
精子の状態は体調によって日々変化します。
良い結果が出なくても、焦らず日にちを変えて再度検査をしたり、不安があれば早期に病院を受診することが、妊娠への近道です。
男性不妊に陥らないために今から改善すべきこと
男性不妊にならないために普段から心がけておきたいことは、規則正しい生活を送ることです。
日頃からストレスを溜め込まず、栄養バランスのとれた食事をとるようにしましょう。
また、妊活中の男性が摂取すると良い成分を下記に3つご紹介します。
毎日の食事だけでは不足しがちな場合は、サプリメントをうまく活用して補うと良いでしょう。
亜鉛
精子を作るために欠かせない成分です。
成人男性が1日に摂取推奨されている量は、12mgです。
亜鉛が不足すると、精子の質や量に影響してきます。
マカ
滋養強壮によいとされる成分です。
国産や有機など、質の高いマカを配合しているものを選びましょう。
葉酸
妊活中の女性のみならず、男性も摂取したほうが良い成分です。
精子の分裂に関わりがあり、葉酸が不足していると、精子の奇形や染色体異常のリスクが高くなります。
葉酸を摂取することで、精子の奇形や染色体異常が20〜30%低くなったという報告もされています。
男性の妊活にもおすすめ!夫婦で一緒に摂取したい妊活サプリ
妊活中の女性はもちろん、男性も一緒に摂取したい成分が配合されている妊活サプリ「マカナ」。
不妊治療は夫婦ふたりで取り組みましょう。